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セントラルサイドのスタ-フェリ-乗り場がいつの間にか移動していた件

2011年08月30日 07:30

 え~~っと、再び中国ウオッチを始めた一環で知りました。
 といっても昔のようにネチネチと観察する暇がないので、ざっくりと見ているのですが。
 正直言って、あの国は麻烦な事が多くて鬱陶しいくらいですが、
やはり好きなんだと思います、あの国の人達が。

 で、香港。
 香港とは仕事で数度、プライベ-トでも数度。
 プライベ-トで行った内、
その大半が経由して他へ行くために香港を通過したという程度(といっても、いちおちゃんと数日は滞在していたりするのだが)で、私にとって一番縁がない場所。
香港の山に登りたかったし、点在する島々へ船に乗って行きたくもあったけど、結局行かずじまいで終わるんだろうか、な香港。
 そんな香港の中で一番好きな場所がスタ-フェリ-でした。
 九龍サイドからセントラルへ行くのに、わざわざフェリ-に乗って移動してました。
 セントラルから九龍サイドへ戻る時にも。
 場合によっては、何度も往復して乗り続けたり。
 小さな船に揺られて、ぼっけ-と香港の町を眺めるのが好きで。
 ラッシュアワ-の時は、帰宅途中のサラリ-マンやOLがわんさか乗り込んできて、その多さにげんなりすることもあったけど、香港人ウオッチが面白かったり。
 スタ-フェリ-に乗っている間だけ、
せわしない香港の時間が、とてもゆっくり流れているような気がしました。
ふと気付けば、香港の町の勢いに飲み込まれるような、流されるような、いや、流されて飲み込まれてるんちゃうの、って感じでしたが、スタ-フェリ-に乗ると、体内時計の速さが、ゆっくりと静かにもとの速さに戻るような気がしました。
 スタ-フェリ-のわずか10分あるかないかの短い時間。
 スタ-フェリ-の乗船時間の間だけは、香港のほかの場所とは、ちょっと違う時空が流れていると私は思うのです。

 と、セントラルサイドの乗り場が2006年11月13日の先週土曜日に移動してたことを知って、ちょっとしみじみとスタ-フェリ-の事を思い出したのでした。
尚、11月13日の先週土曜日が何日になるかは、パソコンのカレンダ-をクリックするのが面倒なので調べないワタシなのであった。
それにつけても、どっち方向へ移動したんだろうか?
九龍から見て右側にマカオや他の島へいくロ-カル線の乗り場などがあったけど、それに併設されたようでもなさげだし?
なんか随分立派な箱に変身したらしいが?
 
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Sand Art 「Emotions」

2011年08月20日 08:30



 大きなガラス板の下からライトをあて、上に砂を振りかけながら手で絵を描いていくというもの。
 偶然テレビ番組で知ったのですが、よくこんなことを思いついたなぁと。
 動く影絵という感じなんだけど、
 手の使い方一つで線が自由に動いていくさまを観ているのが楽しいです。
 あの力強い線。
 でも砂の柔らかさも持っていて。
 これを描いている人は、イスラエルあたりの中近東の人だそうです。
 小さい頃から砂に絵を描いて遊んでたと。
 

【特別展 天竺へ ~三蔵法師3万キロの旅】  by奈良国立博物館

2011年08月18日 07:30

 残書中お見舞い申し上げます。
 もう、無理。この暑さ。
 35℃以上になると蝉が鳴かないんですよ、決め付けてますが。
 ク-ラ-28℃設定なんて、ありえない・・・・
 そんな呟きを吐く日々のワタシです。
 皆さん、くれぐれもお体ご自愛ください。


 さて、奈良国立博物館へ行ってきました。
 仏法を求めて3万キロにも及ぶだろうと言われる旅を、ほぼほぼ歩きでやりとげた男の話を見に。
 その男の生涯を全12巻、全総長190メ-トルの絵巻にしたためたものを展示するというので、行ってきたわけです。
 こんな具合に長いので、前期と後期の2回に分けて展示を行っているわけですが、ワタシは後期を見てきました。
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張芸謀新作【女と銃と荒野の麺屋】 + α

2011年08月09日 19:30

 そ-いえば、BS7で張芸謀の【王家の紋章】を放送してて、ちょっとだけ観たんだけど、コン・リ-って、やっぱりワタシの好きな女優だわと思ったのですが。あ、我が愛するチョウ・ユンファも出演していて、ワタシ的には一粒で二度美味しい作品なんですが。

 今秋上映予定らしい。
 ネタ元はコ-エン兄弟作品の【ブラッド・シンプル】。
 【ブラッド・シンプル】はコ-エン兄弟の処女作品で、スリラ-映画。低予算ながらも完成度が高いという評価を得ている。内容は、妻が従業員と浮気をしていると思った夫が、妻の素行調査を依頼するわけだが、誤解が誤解を生んで、雪崩式に夫の思惑とは全然違う方向に展開していくという筋書きだったかと。
 張芸謀とコ-エン兄弟の相性は悪くない、と思う。ただ、ちょっと意外。他人の映画作品をいじるようなことはしないと思っていたので。他人の作品をいじるってのは、かなり勇気がいると思うのでね。凄い冒険やったんだな-というのが第一印象なんだけど、コ-エン兄弟を選んだあたりに張芸謀の計算が(笑)。
 映画人として、それぞれ知らないわけでもなかったかも知れないが、接点の一つとして考えられるのがオムニバス映画【それぞれのシネマ】ではないかな。世界の著名な映画監督が5分程度の作品を作っているのだが、この作品にコ-エン兄弟も張芸謀も参加している。ちなみに、陳凱歌も参加しているし、台湾勢からは候孝賢と蔡明亮が参加している。
 張芸謀の作品は、必ずネタ元(【英雄】と【LOVERS】は違うと思うが)になる原作があって、その原作を土台にして言いたいことを表現しているタイプ。彼がネタ元にした小説の原作(割と翻訳されてます)を読んでみるとよく解るのだが、原作をかなりいじっていることが多い。
 なので、たぶん、かなり・・・・・というかオリジナルの原型を留めないくらいにいじっちゃってる可能性って充分考えられるんじゃないかな-。だからコ-エン兄弟のファンで【ブラッド・シンプル】が好きな人が観たら、肩透かしくらうかも。ワタシが思うに、【ブラッド・シンプル】を土台にして、中国の国内問題を含んだ展開に持っていくのではないかと。
 で、張芸謀としては始めてスリラ-映画を撮ることになる。
 新しいジャンルに挑戦するところが、彼らしいといえば彼らしいところだけど、どうなんだろうな-。ヒッチ・コック作品を見直して研究してそうな気がしなくもない。

 そんなわけで期待しているのだが、役者、誰なんだろう?
 それにつけても、ナゼ、タイトルに麺屋?
 たぶん、主役夫婦が麺屋を経営しているあたりでネ-ミング?
 わかんないけど。
 凄くベタなタイトルつけられちゃって、ワタシ的にはこのタイトルをつけた人のセンスを疑いたいところだが、観た後納得してしまったら、苦笑いしてしまうな(笑)。
 全然関係ないが、張芸謀の作品が、ここのところ3年後に日本で上映、というパタ-ンのような?
 既に地元では【サンザシの木の下で】が2010年に上映済み。
 張芸謀の大作といわれるような派手な作品はシネコンで上映されるけど、今回のような地味な作品でのシネコン上映は興行的にありえないってことなんだな-。
 だからシネコンの上映だけのチェックでは洩れがでちゃうんだよな-。
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リズムか言葉か

2011年08月07日 07:30

 確か、こんな内容だったと思う。
 日本人は右利きが多いが、右利きが多いということは左脳を使う人が多いということで、では左脳は何に使われるかというと言葉を司っている。だから、日本人は歌を聞くと、メロディではなく言葉を聞いている。欧米人はその逆で左利きが多い。つまり右脳をよく使っていて右脳はインスピレ-ション、つまりメロディを聞いている。同じように音楽を聞いていても、聞いているモノが違う。
という話をある人から聞いて、へぇ~~と思っていた。
 でその事が脳内の片隅に残っていて、ウォ-クマンでブライアン・フェリ-の【Cruel】という曲を聴きながら、ふと思ったわけだ。
 あ、ちなみにその歌とやらは、↓な曲です。

 
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八月六日

2011年08月06日 07:30

 一九四五年八月六日、広島に、九日、長崎に
投下された原子爆弾によって命を奪われた人、
また現在にいたるまで死の恐怖と苦痛にさいなまれつつある人、
そして生きている限り憂悶と悲しみを消すよしもない人、
さらに全世界の原子爆弾を憎悪する人々に捧ぐ。


      八月六日
あの閃光が忘れえようか
瞬時に街頭の三万は消え
圧しつぶされた暗闇の底で
五万の悲鳴は絶え


渦巻くきいろい煙がうすれると
ビルディングは裂け、橋は崩れ
満員電車はそのまま焦げ
涯(はて)しない瓦礫と燃えさしの堆積であった広島
やがてボロ切れのような皮膚を垂れた
両手を胸に
くずれた脳漿を踏み
焼け焦げた布を腰にまとって
泣きながら群れ歩いた裸体の行列


石地蔵のように散乱した練兵場の屍体
つながれた筏へ這いより折り重なった河岸の群れも
灼けつく日ざしの下でしだいに屍体とかわり
夕空をつく火光の中に
下敷きのまま生きていた母や弟の町のあたりも
焼けうつり
兵器廠の床の糞尿のうえに
のがれ横たわった女学生らの
太鼓腹の、片眼つぶれの、半身あかむけの、丸坊主の
誰がたれとも分からぬ一群の上に朝日がさせば
すでに動くものもなく
異臭のよどんだなかで
金ダライにとぶ蝿の羽音だけ
三十万の全市をしめた
そのしずけさの中で
知らなかった妻や子のしろい眼窩が
俺たちの心魂をたち割って
込めたねがいを忘れえようか


峠三吉