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【ふしぎなキリスト教】

2011年09月18日 19:30

著者:橋爪大二郎x大澤真幸
出版社:講談社現代新書

 二人の社会学博士の質疑応答形式の対談。
 今の世界はキリスト教の考え方をバックボ-ンにしている欧米社会が基本となっている。欧米人を本当に理解するためには、キリスト教を理解する必要がある。そこで、初心者がぶつかり易い疑問などを質問応答形式で語り、キリスト教とは何かを考える。
三部構成。

第一部:一神教を理解する 起源としてのユダヤ教
第二部:イエス・キリストとは何か
第三部:いかに「西洋」をつくったか
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【グラン・トリノ】感想

2011年09月16日 19:30

2009年日本上映
監督:クリント・イ-ストウッド
脚本:ニック・シェンク
出演:クリント・イ-ストウッド


 フォ-ドの自動車工として50年勤めたポ-ランド系アメリカ人のウォルト・コワルスキーはデトロイトに住んで隠居暮らしをしている。彼は世間の何もかもが気に食わないかのように憎まれ口をたたき、口から手痛い毒を吐いている。ウォルトは最愛の妻を亡くしたばかり。二人の息子とその家族とは壁ができてしまい仲が悪い。隣の家にベトナム系(モン族)アメリカ人の一家が越してきた。ごく僅かな気の合う仲間と家の手入れをして日々を過ごしているが、ある日隣家の娘ス-がチンピラに絡まれているところを偶然通りかかり助ける。これがきっかけで隣家のベトナム人一家と交流することになり、ス-の弟タオの面倒を見ることになるのだが・・・・
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ドキュメンタリ-【アルカイダの来た道】前後編

2011年09月15日 07:30

2010年米国制作
副題:なぜアメリカは憎まれるのか

==== BS世界のドキュメンタリ-より抜粋 =====

「アメリカはなぜこれほど憎まれるのか?」9.11テロ事件以降、アメリカ人の誰もが自問してきた疑問である。著書「倒壊する巨塔」でピュリッツァー賞を受けたローレンス・ライトが、オフブロードウェイで自ら演じたひとり舞台を軸にしながら、アルカイダを単なる狂信的テロ集団として否定するのではなく、イスラム原理主義がどのようにして生まれたかを綿密にたどる旅を通して、彼らの思想を内側から理解しようと試みる。(全2回)

==== 抜粋終了 ====
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映画【アリス・イン・ワンダ-ランド】&【カンフ-パンダ】

2011年09月14日 07:30

■【アリス・イン・ワンダ-ランド】
2010年日本上映
監督:ティム・バ-トン
出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター
   クリストファ-・リ-(ジャバウォッキ-の声)


 児童文学【鏡の国のアリス】及び【不思議の国のアリス】を原作に、その後日談という形でスト-リ-展開している。
 アリス19歳。最愛の父に死なれ、世間とかみ合わない自分に苛立ちを感じながら暮らしている。ある日、父の知人のパ-ティに誘われるが、それはアリスの母と姉が仕組んだアリスの婚約パ-ティで、この事を知らされていなかったアリスは突然の求婚に否定も肯定もできず、不思議の国へ逃げ出すのだった。

 
 ティム・バ-トンは一見変人に見える(100%変人ではないとまでは言わないが)し、彼の世界観も描くアニメもグロテスクと可愛さが妙に入り混じったものだが、非常に追求心のあるオタクというだけで、彼の根っこは非常に健やか。なので、観ていてとても安定と安心がある。
観ていて、あぁ、アタシのフィ-ルドに戻ってきたワ、という気がした(笑)。
ティム-バ-トンが今更【鏡の国】や【不思議の国】のアリスをするというのもヘンな気がしたのだが、なるほど後日談ときた。そうこなくっちゃ、である。


 原作のアリスは勝気で自分の主張をはっきり言う子供だった。相手が誰であろうと、嫌なことは嫌だと突っぱねる強さがあった。でも、今回のヒロインアリスは違う。相手の顔色を見て、物を言う。本心は別のところにあって、違うと言いたいのに言えずにいるのだ。
そんな彼女が、ワンダ-ランドで戦う事が運命付けられていたために王位争奪戦に巻き込まれて、そのトラブルの最中、自分が本当に欲するものはナニかを理解し自分を確立していく、そして自分の活きる道を見つけた、そういう話なんじゃねぇかなって思ったワケだ。つまり、肯定も否定もできなかった少女が、本来の意志の強さを取り戻す話+αっつ-か。
 そして、再び思ったワケだ。
「あ-・・・ココでも戦ってるよ、己と」
今回、DVDを5枚借りてきたのだが、どうも今回のポイントは「戦う人達」みたいね。 
 ティム・バ-トンの作風は、外見がド派手なんだけど、話の内容事態は凄く地味。こうね、なんていうのかな。じんわり、そう、じんわりとゆっくり沁みこむ様な良さがあるのね。加えて完全な悪って存在しないの。悪役にも哀れみの部分があるのね、どこかに。そういう描写をする。
 「ありきたりな風景」みたいな良さがあるのね。
 普段、見過ごされるような基本的な事、当たり前すぎて逆に軽んじられるような事を描くタイプだと思う。だから、ソコが本当にイイなって思うし、彼のファンであり続ける理由でもある。

 それにつけても・・ジョニ-・ディップって・・・・
 ティム・バ-トンの作品に出てる時が、一番「らしい」ような気がする。
 そして新たに注目したい女優は、ヘレナ・ボナム=カーター。
 【英国王のスピ-チ】では王妃役を演じ、【アリス】では赤の女王を演じていた。
 ポッタ-家の話では魔法使い役ででてるとか。思った以上に彼女の役の幅は広いみたいね。
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映画【英国王のスピ-チ】

2011年09月13日 19:30

2011年日本上映
監督:トム・フ-バ-
出演:コリン・ファース、ヘレナ・ボナム=カーター、ジェフリー・ラッシュ


 時は1925年大英帝国博覧会閉幕式のスピ-チから始まる。
 現女王エリザベス2世の父親にあたるジョ-ジ6世の話である。
 ジョ-ジ6世は幼い時から吃音症で話す時にどもってしまう。そのためにアルバ-ト王子時代から人前ではちゃんとスピ-チができず、聴衆に驚きと失望を与えていた。そんな自分が嫌で色々と治療を行うのだが、成果がでない。ある日妻のエリザベスの提案で-ストラリア出身の言語聴覚士ライオネル・ローグの治療を受けることにする。ライオネルの治療法は型破りで、医学では異端児扱いされるものであったが、双方の根気よく治療を続け、結果ジョ-ジ6世は病気を克服する。
そして、彼は国民に愛される王として成長していく。
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映画【ブラック・スワン】 感想

2011年09月12日 19:30

2011年 日本上映
監督:ダ-レン・アロノフスキ-
俳優:ナタリ-・ポ-トマン


 偶然テレビでこの映画の宣伝を見て、精神的に怖そうな作品という印象を受け興味を持っていたが、実際に観ると怖いと言えば怖いのだろうが、我が敬愛して止まないヒッチコックのような「じりじりと追い詰められキリキリ心に差してくるような感じ」の怖さはなかった。アロノフスキ-監督は、ポランスキ-の影響を大きく受けているらしい。う-ん・・・・ポランスキ-か。【ロ-ズマリ-の赤ちゃん】見て、あ、ダメ、コレ、さ-っぱりダメ、生理的に受け付けんわなワタシとしては、この時点ですでにどうなんだろう、だ。
ワタシの感想としては、結論から言ってしまうと、怖い作品ではない。


 怖いと言えば怖いのだろう、と最初に言ったのは、主役ニナがバレエ演目「白鳥の湖」で一人で白鳥と黒鳥の二役を演じるという大役をゲットしてから精神的に追い詰められていき、彼女の人格が崩壊していくような様が怖いハズなのである。世間が怖いという大部分はソコにあると思う。ところが観客を怖がらせる手法にCG(場面によってはワタシが勘違いをしているところもあるかもしれないが)を使っての演出の仕方にワタシとしては、少々あざといんじゃないですか、というところがあり、そこらへんで興ざめしてしまったので怖いハズなのに、全く怖く感じない。監督としては、後半で使用頻度は増えはするがCGの使用頻度は最小限に抑えていると推測する。
ちょこちょこと仕掛けのような使われ方が大半で、一瞬目を画面から逸らしてしまえば、あるいは画面に集中していなければ気付かない部分もある使われ方をしているのだが、なぜかコレが目に付く。このCGの演出が、ちょっとどうなんだろう。一瞬なんだけど、「ハイ、ココ、怖いところです」と言われているような気がしてしまうのは、ワザとらしさがあるからだと思う。なので、「さぁ、怖がりなさいよ」と説明をされているような気になって、もう、面白くない。とても解り易いのだが、つまり、お仕着せがましい。
コンナ ワタシハ スレテシマッテ イルノダロ-カ?

 ワタシとしては、ニナの皮膚の効果と黒鳥を踊るシ-ンに使われた「あの演出」だけで、イイんじゃないですか。黒鳥を踊るシ-ンでも手の効果は、省いてもいいように思う。だって、そのシ-ンの最後に背景を使ってCGでインパクトを出しているから。ニナの錯覚をいちいちCGで丁寧に視覚的に説明せんでもよろしいのではないですか、と思う。
他にやりようがあったと思う。
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Duran Duran 【Come Undone】

2011年09月06日 07:30

 世代的にDURAN DURANなワタシ。
 ワタシのストライクゾ-ンかっつ-と違うのだが、アウトというわけでもない。
 高校の同級生に熱烈ファンがいて、当時彼女を洋楽の道標その1にしていたので、流れ的に聞いていた。MTV観てたら、嫌でも目に入ってきてたし、彼らは。
美形、美形と騒がれていたが、ワタシの趣味の範囲ではなかったので、そうかなぁ-と思っていたが、久しぶりに見たら、キ-ボ-ドのニックが、ちょっとイイ感じになっているような。
この時点で40かちょい前くらいだから、今50前いや、越えてる!
どこへいくんだろう、ニック・・・・・怖いなぁ・・・案外デビット・ボウイみたいに渋い親父になっているような気がしなくもない。

 1993年までに発表されたアルバムでは【NOTORIOUS】
が一番好きだけど、曲の中では【COME UNDONE】が一番気に入っている。
歌詞の内容は、スッキリ忘れてしまっているけど、
曲からにじみ出ているような気がする、希望と絶望行ったりきたり感がいい。
希望があるから絶望におびえ、絶望の中で希望を見出そうとする。
バラバラになりそうな自分の欠片をかき集めながら、
なにもなかったような顔をして。
不安定な、危うさがこの曲にはあって、そこに惹かれる。
それにつけても、やはりドラム一番、次ベ-ス&ギタ-で音拾ってる・・・・


【月がとっても青いから】と【憧れのハワイ航路】

2011年09月05日 19:30

【月がとっても青いから】 

 ♪空がとっても青いから♪と覚えて歌っていたワタシ。
 1930~1960年あたりの歌謡曲が、ちょこちょこ好きなワタシには、その時の心模様で思わず無意識に唄ってしまう唄が幾つかある。この唄もその一つ。
「遠廻りして帰ろう」がいい。
この唄はのほほんとした感じだけど、実は別れの唄かもしれない。
そうでないとしたら、これが永遠に続くとも思ってはいないか。
だからこそ、この瞬間がとてもいとおしいと思えるそんな余韻があると思う。
あの道、来た道ゆく道で、何気なく無意識に歩くことの方が多いけど、
やはり道というのは、行きかう人の沢山の思い出や思いを、
カタツムリが歩いた後のように、
目にははっきりと見えないけれども、ふと当人だけがわかる軌跡が見えるんじゃないかって思う時がある。


月がとっても青いから 遠廻りして帰ろう
あの鈴懸の並木路は 思い出の古径よ
腕を優しく組み合って 二人きりで サ、帰ろう

月の滴にぬれながら 遠廻りして帰ろう
ふとゆきずりに知り合った 思い出のこの路
夢いとしく抱きしめて 二人きりで サ、帰ろう

月もあんなに潤むから 遠廻りして帰ろう
もう今日かぎり 逢えぬとも
想い出は捨てずに 君とちかった並木みち
二人きりで サ、帰ろう

ゆうつべで聴く場合は、こちらで。

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