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【独裁者】の演説シ-ン

2011年12月18日 07:30

 チャプリンの名作【独裁者】のラストシ-ンの演説でのセリフ。
6分間の長丁場のシ-ン。
この映画を始めて観たのは中学生の頃。
ラストのここにいたって、え、コメディじゃなかったのと驚いてポッカ-ンとしてしまった。
意味もほとんど解っていなかったが、なんとなく漠然と心に響くものはあった。
歳をとるごとに、このセリフの意味の重さがドカドカと心に響くようになるが、本当に意味が実感を伴って解ってきたのは、恥ずかしながら、ここ一年の間の話。
今、日本には独裁者はいないが、独裁者の心を持った一部の人間が、権力と経済を握っていると思う。
世の中、本当の自由はないし、命も権利も実は平等ではない。
けど、だからといって、やられっぱなしって、どうなんだろう。
そんな人達の好き勝手にはさせたくない。
自分の責任は棚上げで、他人にばかり強いて自分たちは安泰などと、
ふざけた態度をいつまでも見過ごしたままなんて、実にばかげている。
何一つ解決もしていないし、収束もしていない。
作業にあたっている人は、ぶっちゃけ死ねと言っているに等しいことを、ちゃんと認めてやれ。
そしてその後の人生を、ちゃんと認めて補償してやってくれ。
何もしていない私がこんなことを書くと反発くらうかとも思うけど、あえて誤解を恐れずに言うなら、今もあそこで見捨てられている人達を、訳のわからない言い訳と偽善的なサポ-トにならないフォロ-をしてなだめているのは、明らかに間違っている。
戦時中に疎開させたように、疎開させてほしい。
と、心では強く思う一年でした。




以下、6分間分のセリフ。
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冬の思い出(金魚の場合)

2011年12月02日 07:30

 ワタシがそれはそれは可愛かった頃、
団地で飼える生き物ならなんでも家にお持ち帰りして育ててたのですが、
金魚、飼ってたんですよ、二匹。
祭りに行くと必ず金魚すくいやる子供だったんで。
ある冬の晩、
風呂ついでに金魚の水槽を洗おうと思い立った。
蛇口からいきよいよく流れる水の冷たさったら!
さぶっ!ですよ。
幼心にあたしゃ、思ったんですよ。

あぁ、こんなに冷たけりゃ、金魚もさぞや寒かろう、って。

で、洗面器に風呂のお湯を入れて、その中に金魚を放してやった。
泳ぐ金魚を見て、暖かくて気持ちいいだろうと、一人ご満悦。
ところが、水槽を洗っていて何気に、ふっと金魚を見たなら・・・・

ぷっかぁ~~~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?

金魚が二匹とも白い腹を水面に出して浮かんでやがんの。
人間、思いがけないことが起こると頭が真っ白になる、って言うけど、
ホントだったんだなぁって、しみじみ思いますね。
もう、反射的に水槽に水を入れて金魚を移したんですけどね。
したらば、金魚はふつ-に泳ぎだして。
何事もなかったかのように。
はぁ~~~よかった、やばかった、と。
もう少しで仏心が悪魔の呪いになるところだった。