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3人の【ラ・カンパネラ】

2012年11月26日 07:30

 クラシックは殆ど聞かないのだが、ときたまスイッチが入るときがある。
で、今、スイッチ入っている(笑)。
【ラ・カンパネラ】の曲は以前から知っていて、イイナ、とは思っていた。
ナゼかというと、この曲のいわれを全く知らないワタシは、【銀河鉄道の夜】に出てくる主役2の名前とよく似ていて親近感がわいたのと、曲のドラマチックな感じが主役2のキャラによくあうなぁと思って。
のだが、今回改めて聞くと、全然印象が違うんだよね、中村紘子さんの演奏と(笑)。
 で、【ラ・カンパネラ】を調べたら、小さな鐘の音を表現したとか云々(以下、略)なのだが、鐘の音だけに留まらない、もっとなんか深いもんを感じて恐れ入っている次第です。


辻井伸行 演奏 


 若いだけに、音がピチピチしてフレッシュ感、一杯。
 だからなのか、どうなのか解らないんだけど、辻井さんの演奏が一番ココロに響いてくるんだよなぁ。
 彼が一位を受賞した賞の評価は、
「彼には他の誰にもない人を癒す音色がある」ということだったんだけど、そゆことなんだろうか。
癒される、という感覚はワタシにはないんだけど、
聞いているうちに、どんどんココロが震えてくるというのか。
ココロからココロへダイレクトに接触するような感じ?
ワタシのココロが、勝手に共鳴するというか、受信し始めると言うか?
 しかしまぁ、なんというか。
演奏者が好きでも、曲に興味がなかったら全くココロに響くものがないってのは、なんなのか。
興味がない、って、つくづく怖いなぁと。
受信装置、作動しません、ってとこが。
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大河ドラマ【篤姫】 感想

2012年11月19日 07:30

 まぁ、なんというか、残酷で美しい話というか、人というか。
 このドラマの特徴と言うのは、どんな人でも悪人には書かないという事ですか。
 薩摩藩の財政を一人で立て直した調所さんの事にしても、安政の大獄やらかした井伊さんにしてもですね、ちゃんと彼らには彼らの信念があり、それに従って世間がなんといおうとも、自分がどうなろうともわが道を突き進むのだという覚悟を描いているところですか。

 ドラマを見た時は調所さんのことは全く知らなかったのですが、【歴史を考える】という対談集にちょこっと書いてあって、すげぇ人だったんだ、なワタシだったんですがね。
 あの当時、島津斉彬が藩主だったわけですが、その先代のあたりは薩藩の財政が大赤字で火がボ-ボ-で、先代が、やっべぇ~ど-にもならんわ、と言う事で調所さんを抜擢して財政建て直しを一人でやったということらしいですね。
ワタシは、てっきり長い間をかけてコツコツと地道に金を積み上げたのかと勝手に思っていたので、調所さん一人でやってのけたことに、先ず驚きましたわ。調所さんが生み出した金額って、たぶん、ケタは確実に億。ひょっとしたら兆じゃないかなぁ。調べて計算するのが億劫でやってないですけど、当時の戦艦一隻の金額から考えると。
 調所さんはドラマでは幕府で禁じられている抜け荷などをやった責任を取って毒を飲んで自殺という形になってたけど、実際のところ不明瞭らしいですね。
 ところが彼の生み出した財源が幕末に生きるわけで、上手く回っていると言うか、ままならないものだというか、凄く不思議な感じがしました。
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【王城の護衛者】 by司馬遼太郎

2012年11月18日 07:30

 【坂の上の雲】を読み始めているこの頃なのですが、気持ちはアチコチにあるので、時々池波正太郎氏の【真田太平記】を読んだり、司馬氏の対談本などを読んでいたり。
他に西郷隆盛さんが気になるし、幕末の会津藩主松平容保も気になる。
 ところが、偶然見つけた【王城の護衛者】。
これは、丁度ワタシが知りたかった幕末の会津藩主、松平容保を題材にした短編がある小説集。
そして、これまた偶然見つけた対談集【歴史を考える】に、ちょうど会津藩の立場や藩の人達の気持ちの話などが載っていて、非常に参考になりました。
気になるなぁ、と思っていると電波が飛ぶのかなぁ。
時々あることなんですが、電波に引っ掛かってきよるモノがあるんですよね。
逆にモノに呼ばれた、と思うこともあるわけなんですが、まぁ、錯覚にしてもなんにしても、当方としては面白いし助かる事が多いので、全然気にならないところです。

 どうもこの短編集には、その後司馬氏が長編にした題材もあるので、前振りっぽく読めて面白かったのですが、【人切り以藏】だけは読めない・・・・・・。
アレは、どうしても人間に近寄れないと言うか、怖いと言うか、得たいが知れないと言うか。
 そして【竜馬がゆく】を読んで思ったんですが、幕末の長州派の中にワタシの琴線にふれる人物が登場しないという事実はいかんともしがたい。
 桂小五郎、ときめかない。
 島津家と違って、どうも長州藩の藩主は当代、前代とぱっとしなかったようで悲しいですわなぁ。
 一人だけ、いい感じだなぁと思った人は、短命ですぐにお亡くなりになり、益々悲しいかぎりです。
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【竜馬がゆく】全8巻  by司馬遼太郎

2012年11月05日 07:30

って、まだ6巻までしか読んでないですが、とりあえず。
 
 いっや~、おもろいワ(笑)。
 幕末に興味を持つ人が多いのも、わかりもうした。
 【最後の将軍】を読んだりドラマ【篤姫】を見たりしてましたが、これらでかんなり端折られた部分や描写が簡単すぎて歴史を知らないと解らんかった事がナニだったのか、を【竜馬がゆく】で補強しているという具合です。
しかしなぁ・・・・・
竜馬さん、途中で退場しちゃうんですよねぇ・・・・
西南戦争くらいまで活きてて欲しかったんだけどなぁ、西郷さんがらみで。
 
 そして、人がナゼ、坂本竜馬を愛するのか。
 あの人、かなりイレギュラ-な存在ですよね。
 なんであんなのがあの時代に、ひょこっと登場するのか。
 いや、時代に呼ばれたかのような登場、というのか。
 ぶっちゃけ、日本のあの時代にはありえない考え方してる。
 竜馬の考え方は、政治的にも経済的にも、リベラル派ですよね。
 で、西郷さんは経済的にはリベラルだけれども政治的には保守派なんだなぁと思ったですよ。
 表面上は政治的にもリベラルな行動してますけど、結局、アノ人は根っこの根っこは保守で藩を捨てきれなかった人なんじゃないかなぁと思うんですが、どですか。
 
 しかしまぁ、竜馬さんは写真で見ると、一体ドコが男前?
とぶっちゃけ思うンですけど、【竜馬がゆく】を読んでると、確かに人柄が男前ですワ。
 風の如く飄々と自然に任せて流れているようなところといいますか。
 鳥の如く、あの動乱にあっても羽ばたいている感じといいますか。
 とはいえ、ワタシは、心惹かれるかと言うと、やはり違うんですなぁ。
 なぜかといえば、ワタシは基本的に保守なので、あぁいう根っからの革命家というのは怖い存在になるんですね。
 なにからなにまで全てぶちまけて一からやり直すというか作り変える、というのは、ワタシに言わせれば台風と同じで非常に怖い。
竜馬さんは壊しっぱなしにするのではなく、作る事も忘れておらず、その事に心血注いでいるのは解るのだけれども、なにもそこまで急激に変える必要はないんじゃないか、と危険信号が点滅してしまうのは、ワタシの本能としてどうしようもないところがある。
 自分にはない全く別物であるから惹かれるものも確かにあるんだけれども、でも最終的にどうかと言えば、あそこまで変えようとし、また行動力があったときたら、その心はもう怯える幕府ですわ。
 それに比べたら、西郷さんくらいの感覚の方が、正直なところ無理なくぴったり寄り添えるという感じですわ。
 で、こういう事をつらつら思っていると、なぜ竜馬さんとは距離をとってしまい、西郷さんの方が親しみもてるのか、なんとなくわかるような気がしましたな。
まぁ、理由はそれだけじゃないですけども。
 

2014年大河ドラマの主役は黒田官兵衛で決定

2012年11月04日 07:30

 下馬評の明智光秀、どこいった~~~~wwwwww

 なんですが、まぁ、イイです。
 黒田官兵衛も好きな人ですから。
 司馬遼太郎氏も【播磨灘物語】で書いていますけど。
 なんで黒田官兵衛が好きかというと、天下分け目の関ヶ原の戦いで官兵衛さんの息子が徳川側に寝返って参戦している間に、
「このどさくさに紛れて九州統一して、逆に天下をとったるわ-」
な事を突然思いつき、実行しようとしたから(笑)。
 世間が九州の事なんかに頭が回らないどころか、コレで今後の身の振り方がゴロっと変わるという真剣勝負の時に、アンタ、九州でナニやってんの、って(笑)。
 で、アノ人の面白いところは、九州内を攻め立てて島津以外の土地をゲットした(と思うがうろ覚え)時点で関ヶ原の合戦が終了し、せっかくゲットした土地を返さなくてはならなくなった事。
本人としては、関ヶ原の合戦が大事なだけに、もっと長引くと予想してたのが外れたという事らしいのだが。
 アノ人、かなり賢い人で、その有能さに秀吉が敬遠して九州にやったくらいなのに、本人どっか間が抜けているところがあるような印象があって、そのアンバランスが面白いなぁと。

 
 あと別枠で半兵衛という名の竹中半兵衛。
 この人を大河ドラマでやってくれないかなぁ。

【功名が辻】  by司馬遼太郎

2012年11月03日 07:30

 結局、【竜馬がゆく】より【功名が辻】の方が早くに手に入ったので、山内豊一とその妻千代の話を先に読みました。
 山内一豊、といえば、妻が亭主のために金10枚で名馬を買ってやり、それがきっかけで亭主が出世していったという話が有名で・・・・というか、ワタシなんかはソレしか知らん、な人でして。
最終的に高知一国をゲットして終了した、この男。一国約25万石もゲットしているのに、妻の存在感の方が圧倒的で旦那の存在がこんなに薄いとは、どういうことなんだろう。
 関ヶ原の合戦の褒美で高知一国を賜ることになった山内一豊に対して、領地没収になった元高知の主、長曾我部盛親の方が気になるくらいです。
長曾我部盛親は関ヶ原の合戦の時は、もともと徳川方に加担したかったのに運悪くイロイロ合って西方についてしまうことになった。しかも名声ある父親の元親が死んで後をついで直ぐに関ヶ原の合戦。
 長曾我部盛親は、結局は関ヶ原以降は真田幸村と同じく牢人時代を送り、冬・夏の陣に参加して最後の華を飾りたいと願った点でも真田幸村と同じで、まぁ、言ってしまえば非常にワタシ好みの人なだけに。

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